11月6日 岡山市にあるポリテクカレッジにて「平成の大工棟梁検定」が開かれました。

私も主任検定員として参加しました。

今年は、全国16会場で行われており、岡山会場では11名の大工さんが参加されました。

この検定では、若手大工育成の一環として全国で取り組んでおり、大工の親方「棟梁」としての技術の確認はもとより、知識や考え方、その心構えも加味していく内容となっております

 

まずは座学からスタート。

大工としての知識・古民家再生についての講義が行われました。

 

 

午後からは作業場へ移動し実地試験。

課題に添い、それぞれが時間内に製作していきます。

受講者は、試験前にある程度は練習をしてきていると思われますが、

やはり本番となると、緊張している事が伝わってきました。

張り詰めた雰囲気の中、ほぞ穴を掘る音や鋸で木材を切断する音のみが会場に響き渡り、こちらもより気を引き締められました。

そして終了後、記念撮影。

受講者の皆様・関係者の方々、お疲れ様でした。

これからの大工棟梁になる為に、今回の経験が活きていくと良いなと思う1日となりました。