6月17日 岡山県倉敷市美観地区にて、

全国古民家再生協会 2017年度中四国地区大会が行われました。

会場は倉敷物語館(多目的ホール)で行われました。

実際の蔵を改装されておられる様で、室内も構造が現しの部分も見れとても雰囲気があり、蔵特有の冷んやり感も感じられました。

 

主幹を務める「岡山第一支部 正田支部長」より今回の流れなど説明いただき、倉敷の魅力も併せてお話しされました。

特別公演として、地元倉敷市で活動される、『NPO法人 倉敷町屋トラスト』の中村代表理事より、「町屋・街並み保存のこれから」という題でお話し下さいました。

地域に協力を促し、共に進めていく姿勢に感銘を受けました。

 

その後、街並み散策と称して、実際に倉敷の町をボランティアガイドさんの元、歩いて行きました。

何度か来た事のある倉敷美観地区でしたが、専門ガイドさんから話される説明などを聞く事が出来、非常に興味深い散策となりました。

景観を保つ為、電柱、電線を地下に埋設し、視覚から徹底した街並み保存を目指されている様子が感じられました。

街並みに配慮した美観地区ですが、その近郊に広がる都市化が今後の課題になってくる面も見え隠れしておりました。

今回参加された古民家鑑定士は約45名。

中四国以外からも来られ、非常に有意義な交流も図れたものと感じました。

 

今回得た情報や取り組みを広島でも伝えて行ければと思います。